wattleオリジナルソファ[想 / SOU]は、カバーリングタイプ。
季節やお部屋のイメージに合わせて着せ替えができるので、
何タイプかを備えていただくことを提案しています。
ファブリックはウォッシャブルやクリーニングタイプのものも多く、
着せ替えのタイミングでメンテナンスをしていただくことも、
永くお使いいただけるポイントの一つです。
木フレームの樹種(ナラ、ウォールナット)との相性もありますが、
お部屋を明るくしたり、シックに落ち着かせたり、
素材感もサラッとしたものから、柔らかい触り心地のもの、
無地ライクや柄入りのものまで、お選びいただけます。
置きクッションで雰囲気を変えることもオススメです。
想には置きクッションは付属していませんが、
お手持ちのものと合わせていただくのもいいですね。
サトシ
]]>春の訪れを待ち遠しく想い、気分転換にお部屋の模様替えなど考えていませんか。
そろそろ椅子もくたびれてきたかななんて目に付いたりして。
新調するにも予算がないなんて方は座の張替え修理という方法もあります。
少し経たったクッション材や擦り切れた張り地を一新して、まるで新品のように蘇ります。
いくつか例を挙げてみましたがいかがですか。
DIYの得意な方ならば、ご自身で張替えに挑戦してみてもいいかもしれません。
以前、このブログにも載せた記事にその様子が詳しく書かれています。
ご参考にしてください。
http://watlle.jugem.jp/?eid=17
サトシ
]]>watlle+の前身であるwatlleが自由が丘でライフスタイルショップとしてオープンした当時、
watlleオリジナル[積/SEKI]は、商品兼用の雑貨什器として開発されました。
天板・地板のセンターにスリットを設け、ジョイント金具で上下連結が可能に。
間口に広く開けたスリットを利用して、ボックスを任意にずらして固定することも可能になります。
当時は、扉タイプ、引出しタイプ、オープンのハーフサイズもあり、様々なユニットの組合せができました。
現在プロパー商品としてではありませんが、オーダー対応が可能です。
もちろんオーダーですので、サイズや仕様も自由に設定できます。
ユニットアイテムですので、引っ越しの際やお部屋のレイアウト替えの時にも柔軟に対応します。
こちらを参考に、お部屋の収納を考えてみてはいかがでしょうか。お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>オーダー家具では、お客様の様々なご要望に応えるために、天然木だけではない仕様、
歩留まりのいいサイズ感や、使い勝手のいい機能等の提案をしています。
永くご使用いただくために、強度や経年変化の説明等もさせていただいています。
お客様との細かいヒアリングの後、お見積りとともに、
それを具体化したポンチ絵やCG等によるビジュアルでご提案し、
お互いのギャップがないように遂行できるかを心がけています。
そんな中、過去に依頼があったオーダー家具の一例をご紹介します。
コレクションを飾るキュリオケースを、部屋に合ったサイズ、希望のカラーでご要望。
そのご希望に沿った提案をお見積りとともに提示しました。
ポンチ絵には、もう少し細かい仕様やサイズを記しましたが、今回は外寸までの記載で。
CGも添えたので、イメージしやすかったのではないでしょうか。
お見積りも、仕様別に(塗装とポリ板仕様の2パターン)価格帯差を出して提案しました。
しかしながら元々のご予算との開きがあり、この提案は流れてしまいました。
もちろん、製作図、材料手配までには至っていませんでしたので、手数料等はいただいておりません。
この時のように、お客様とは納得のいくまで打ち合わせさせていただくのですが、
それでもご希望に沿えない場合もあり、ご成約まで至らないケースが多々あります。
それでもご遠慮はいりませんので、お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>
<2024年1月1日午前8時30分撮影>
明けましておめでとうございます。
今年も恒例の富士山写真と共に、新年のお慶びを申し上げます。
昨年は長期にわたっていたコロナ規制も解除されようやく平常が戻ってきたと思ったら、
異常気象の酷暑・豪雨・豪雪、また世界各地での争いごとにより多くの命が奪われる悲しい事もありました。
今年こそこれらを乗り越えて平和に暮らせる事を願わずにはいられません。
皆様の日々が幸せでありますよう お祈りいたします。
富士山の右に写っている高いビルは昨年竣工した 麻布台ヒルズ 森 JPタワー(高さ325m)です。
これからも300m超のビルが計画されていて 近い将来このような写真が撮れなくなるかもしれません。
因みに富士山の左に写っている紅白の東京タワーは333mです。
長い間の東京のシンボルが林立するビルの林に埋もれてしまうのは少し寂しい気もします。
ヒロシ
]]>
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。
今年も修理依頼が多い年でした。自由が丘でショップを始めた頃にご購入いただいた椅子の張替え修理や、
ホテルのロビーソファの張替えなど、細々ながらも充実した一年を過ごすことができました。
新型コロナが5塁に移行され、生活行動が外へと向かう中、旅行や外食産業は活発で、
耐久消費財への投資は後回しになってきているのではないかと思うほどです。
家具修理の分野では、そういう意味では逆に、SDGsの理念にも合っていて、需要が見込まれているのだと思います。
だから修理依頼が多いのかと。。。
2023年の営業も今日までとなりますが、来年もいっそう、皆様のお役に立てるよう尽力して参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
大和木工株式会社
watlle+事業部
太田博
]]>このブログでも紹介しているいくつかの事例を抜粋して追加しました。
大和木工で受けた事例に加えてワトルプラス内でのものも記載していきます。
ぜひこちらのサイトをご参考の上、お気軽にご相談ください。
http://www.daiwa-ww.co.jp/tokucyu.html
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街角ではクリスマスのイルミネーションが灯り、年の瀬が迫りつつあることを実感します。
この時期思い出されるのは、恒例だったクリスマスツリーのワークショップ。
そこで、2016年に開催された[天然木で作るスイングツリー]を振り返ります。
大きさの違う四角い枠をセンター支柱から糸で吊るすクリスマスツリー。
枠がぶつからない様、糸が絡まらない様に、図面や、CG、モデル等で検討しました。
指で触れると揺らぐ、繊細でかわいらしいツリーです。
ドリルでの穴開け作業では、初めて触れる電動工具にドキドキワクワク。
気持ちよく穴が開くので、病み付きになったお客様も。
開けた穴に糸を通す作業では、中々通らずに苦戦されている方も。
色んなことが思いだされるワークショップでした。
糸とそこに通す飾りビーズの色を選べたので、思い思いのオリジナルツリーができました。
この冬、手づくりのクリスマスツリーもいいかもしれませんね。
素敵は笑顔に出会えるために。
サトシ
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このブログでも紹介しているいくつかの事例を抜粋して追加しました。
大和木工で受けた事例に加えてワトルプラス内でのものも記載していきます。
家具修理の需要は拡大しています。
ぜひこちらのサイトをご参考の上、お気軽にご相談ください。
hhttp://www.daiwa-ww.co.jp/syuuri.html
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オリジナル家具とセミオーダーという紹介リストを作成しました。
こちらサイト内でワトルのオリジナル家具や、
サイズや仕様をセミオーダーできるセレクトアイテムをご覧になれます。
特注家具を最初から考えていくよりもイメージしやすく
お手軽にカスタマイズ家具をお求めできます。
ぜひこちらのサイトまでお越しください。
http://www.daiwa-ww.co.jp/watlle.html
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今後watlle+へのお問い合わせは引き続き大和木工株式会社watlle+事業部にて承ります。
突然、HPが閉鎖になり驚かれている方もいらっしゃるかと思いますが、
今までと変わらずお客様のご要望にお応えしてまいりますので、
今後とも、よろしくお願いいたします。
大和木工株式会社
watlle+事業部
太田 博
]]>新たな店舗でのスタートを切るため、今までのダイニングのラインナップとは別に、
違った機能を持ったエクステンションテーブルを加えて、新鮮さを強調させました。
脚の縦格子が象徴的で、ワトルらしい和モダンなイメージに。
ウォールナット材を主材とし、伸長天板はメープル材のバイカラーにしました。
脚固定、天板のみ可動するタイプなので、収納中棚を設けることができました。
生活シーンによって、天板のサイズが変えられるエクステンションタイプは、
来客時や、作業スペースを広げたい時にとても便利です。
脚形状も出入りのしやすいタイプ。ベンチを使用したり、脚にまたがって椅子が置けたり、
様々なシーンでストレス無くご使用いただけます。
また、天板を広げた際にお誕生日席のスペースが設けられるのがこのテーブルの特徴でもあり、
椅子のサイズにもよりますが、最大8名まで座れることができます。
[Shuu]のセミオーダーテーブル納品例
この例のように、テーブルトップの木口形状や、樹種の選定、サイズ変更等、
お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>
今回は当社で販売した製品ではなく他社製ですが、
8年くらい前に木部脚のグラツキのため来店され、当社でその木部のみ修理した椅子でした。
20年くらい前に他店で購入されたそうですが、
これも経年変化で4脚とも合皮の張地表面がはがれてしまいました。
BEFORE
座の表面がまだらにはがれているのがわかります。
AFTER
張地の色は他の家具との色合わせもあるので、お客様のご希望で以前とほぼ同じ色にしました。
もちろんクッション材も調整して新品時と同じくらいにしてあります。
座クッションのボリュームもでて、綺麗に仕上がりました。
以前当社で修理した木部はまだ全く問題がなかったので、
お客様からお褒めの言葉をいただき大変恐縮しております。
今後も永くお使い下さい。
ヒロシ
]]>
今回はそのなかの2脚です。
写真の様に合皮の張地が破れてしまっています。
18年もの間ご使用頂いていれば合皮が固くなり、
これはどうしても仕方のないことでもあります。
クション材も経年変化で座り心地が悪くなっていました。
幸い木部は共にしっかりしていたので、今回は座面のみの張替になりました。
同じ素材の合皮を張り、中のウレタン材も調整して新品時同等のクッション性に戻しました。
座面は木部に落としこんでいるために薄く見えますが、充分な座り心地です。
見た目も脚長効果からか、スマートに感じさせます。
一緒にご購入いただいた無垢材のテーブルも全く問題無く、丁寧にお使いいただいていることが感じ取れました。
販売者としても大変うれしく思います。
これからもご家庭の歴史の一部になったていただけたらうれしい限りです。
ヒロシ
]]>
2×材とスチール角パイプを使用したマルチラック[Frame]
2×材は建築工法に用いられる木材の一つで、元々2インチサイズが基準の角材というものでしたが、乾燥での収縮から
1.5インチサイズに規格化されたといいます。
今回の棚板は2×6(38mm×140mm)の3枚はぎで奥行き420mmです。
板材同士をビスケットジョイントでつなぎ、段差がでないようにしました。
材は他の針葉材と比べて反りや曲り、割れなどが少なく、耐久性にも優れたレッドシダー材を採用。
厚さ約40ミリの無塗装仕上げの棚板は、使い込むほどに味わいが出てきます。
棚が2段構成のマルチラック。ロータイプのシェルフや、テレビボード、ベンチにと様々なシーンで活躍します。
本来であれば、スチールフレーム部ももう少し黒皮鉄のようにラフに仕上げたかったのですが、
ブラック色のメラ焼き塗装仕上げとなり、これはこれでいい感じです。
元々の母体が量産家具メーカーでもあったので、オーナーの意向によりとても綺麗な仕上がりとなりました。
オーダーでは、仕様も選べます。お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>
watlleが自由が丘にオープンした当初から展示されていたTVボード。
オーナー自らデザイン設計したこだわりの一品です。
オーダー家具を扱うショップのサンプルとしての役割を担い、
このボードをベースにしたオーダー家具の納品事例は数多くあります。
多趣味なオーナーは、映像や音楽に関するものはもちろんのこと、
以前には、テレビのクイズ番組に使用する装置を製作していたというほど、
電気系統にも強くて詳しい人材です。
このTVボードは、そんなオーナーの想いが込められたものとなりました。
テレビの音にもこだわりがあるので、アンプを介した外部スピーカーにつなげて聞けるようにしました。
しかも外からは分からないように、サランネットの扉を設けたボードの内部に格納させました。
テレビ下には、ウーハー。ボードの両サイドにもスピーカースペースがあります。
リモコンが通るようにアンプもサランネット扉内部に。
テレビ自体もボード背板に直付けし、スライド扉で見ていない時には隠せるようにしました。
また、収納棚にはダウンライトを仕込み、扉の開閉でスイッチングできるようにしてあります。
様々な工夫を凝らしたTVボード。オーダー家具だからこそ出来る機能に富んだ代物です。
こんな家具があったらいいな…。そう思ったものを実現するお手伝いが出来ます。
お気軽にお問い合せください。
サトシ
]]>張地の合皮が経年変化で硬くなりひび割れ、
内部のウレタンクッション材も経たり、破れていました。
〈BEFORE〉
内部のウレタンクッショ材を再調整し、
張地は同色、同質のものがなかったため近似色を選んでいただきました。
予算調整のため張り方を変更。以前のサイドマチ有りタイプからボウズ張りに。
仕上がりを見ていただき、お客様にも大変喜んでいただきました。
〈AFTER〉
残りの2脚は張地面こそひび割れていませんでしたが、
経年変化でウレタンクッション材は経たりが進行しています。
お客様は座面の張替自体が初めてのことだったようで、
出来上がりが想像できずに今回は2脚だけの依頼でした。
椅子の修理を体験されて、ものを直して使用するのもいいことだと感じていただけました。
木部はまだ全く問題なかったので まだまだ長くご使用いただけます。
この椅子と共に、ご夫婦の末永いお幸せをお祈りいたします。
ヒロシ
]]>2年程前に設置されたそうですが、座面の前面上部、縫い目に擦り切れている箇所があるのがわかります。
内部のウレタンクッション材も見えてしまっている状況です。
今回は予算上の都合もあり、座のみの張替え作業となりました。
<W4330×D780×H800mm>
ホテル内での作業はスペースや騒音の問題もあるので、
座だけを持ち帰るのではなく、本体ごと3分割にして工場に運び入れました。
間口が4m33cmと長くまた重量もあるので、現場での分割作業がとても大変でした。
家庭使用ではほとんど問題にならないこのような縫い目ですが、座面前面上部の一番こすれる所にある為、
その部分が摩擦でほつれるだけでなく全体的に擦り切れる寸前の状態でした。
使用頻度が高く、不特定多数のお客様が利用される物ですので、この様な状況に。
ですので今回の張替ではこの原因となる縫い目が前面上部に出ないような縫製方法をとり、
またもし前面が痛んだ際には、座面の前後を入れ替えて取付られるような工夫もしました。
張り地は同じ物が無く、サンプルから選んでいただきました。
グレートーンでまとまりシックな感じに仕上がりました。
このホテルは東京ディズニーランドにも近いので、コロナ明けのインバウンドや修学旅行客で連日ほぼ満室状態。
大勢の方に利用される公共用の家具は、家庭用とは違った作り方も要求されます。
ヒロシ
]]>
ワトルでは今まで様々なワークショップを開催してきました。
その中でも、今にふさわしい“風を感じる”ワークショップを振り返りたいと思います。
2014年6月14日に開催されたワークショップは、
『ウッディなフォトフレームモビールで思い出の写真を飾ろう!』 と題し、
天然木シートを使って思い出の写真を飾る「フォトフレームモビール」のワークショップでした。
窓から入る自然の風や人の動きにより、ゆらゆら揺らぐ写真でお部屋を彩り、
少しでも涼しさを演出できたらとの思いでした。
モビールはバランスが重要で、気温や湿度により微妙に重量が変化するのか、
日によって固定する位置を替えることができるクリップを採用しました。
木の突板シートを使用したフォトフレームは、空間に馴染むインテリアにぴったりのものです。
写真は後から差替えが出来るように、フォトフレームも挟み込み方式。
季節やイベントごとの演出にも一役買います。
お手元にある物でも簡単に作ることが出来ますので、
酷暑になる前に、試してみてはいかがでしょうか。
サトシ
]]>オリジナルソファ[綾 / Aya] ワトル第3のソファとして開発されました。
W1600×D755×H780・SH400 mm のコンパクト設計。
このサイズなのに、あぐらをかいても、寝転がっても、大丈夫。
アームレスタイプですので、圧迫感なく、狭さをあまり感じさせません。
ソファサイドにテーブルを置けば、直ぐに手が伸ばせて、使い勝手がとてもよく、
LDタイプのベンチソファとしても、活用いただけます。
ナラ材の木フレームは、丸く削った脚と角Rをとった横桟で構成され、優しい雰囲気ですが、
後脚との接合強度を出すために部材の剛性サイズも考慮しています。
そして、一番のこだわりは、グリーンのファブリック。
綾目のキルティングステッチが入ったベース地に、ボタニカル調等ののクッションを合わせ、
触感や視覚からの癒しを提供できたらと、この生地を選びました。
もちろんこれを元に、サイズや素材、生地も変えられます。
コーナータイプやシェーズロングのソファを合わせてもよさそうです。
お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>
最近、日本各地で地震が多く発生しています。しかも震度5以上の揺れが大きいタイプ。
命を守る為に、日頃から地震への備えをしておく必要性があると、強く感じています。
私共、オーダー家具を提案しているものとしても、
背の高い収納家具等には壁面固定等の転倒防止を呼びかけています。
転倒防止金具や突っ張り棒等、市販の物も多くありますが、
お部屋の美観を損なうと感じられる方も多いのではないでしょうか。
以前にもブログやフェイスブックで取りあげた事がある“耐震上置き”は、その解決策の一つ。
改めて今回もご紹介させていただきます。
内部からドライバーで可動天板の高さを調整できます。
扉も耐震ラッチが付いていて、揺れを感じた際には、ロックが掛かる仕組み。
簡単にいえば、突っ張り機能を持つ上置きで、既存のボードの上に重ねて置き、
変な金具等を見せずに、本体と天井を突っ張って固定するというもの。
二重天板の上部を、天井に押し付けて動かなくする機構です。
サイズをオーダーできるので、ピッタリと収まってくれて美観も損ないません。
本体のボードと樹種の柄や色をそろえたら、スッキリと綺麗に収まります。
サイズやカラー、自由にオーダーが可能です。お気軽にご相談ください。
サトシ
]]>
オリジナルダイニングボードのスタートは、機能的なキッチンボードというよりは、
リビングに置けるキャビネットに設定されました。
watlleのイメージに合うダイニングボード…
“無垢の素材感を大切にして、存在感がある”といったイメージです。
そして、金属的な要素を見せない。それもテーマの一部でした。
組み継接合を施した45mm巾枠の側板。
扉と引出しは、掘り込み加工で手掛けにしました。
金具を見せたくなかったので、隠し丁番を採用。
引出しには、底付けタイプのサイレントレールを付けました。
下扉の鏡板は羽目板にして、無垢感を強調。
仕様はウォールナット材のオイル仕上げです。
何気に存在感のある、アクセントキャビネットになりました。
収納するというよりは、“お気に入りのものを飾る”といった用途でお使いいただけたらと、
そんな気持ちで開発しました。
もちろんこれを元に、サイズや素材も変えられます。
お気軽にご相談ください。
http://www.watlle.jp/products/1598.html
サトシ
]]>
2015年にはショップオープン10周年を記念して、
期間中いつでも誰でも参加できるオープンなワークショプを試みました。
手のひらサイズの家のカタチにカットされたヒノキの角材(廃材)に、
筆やペン、スタンプ等を使用して、自由に色を塗ったり、窓やドアを描くことができます。
そしてそのマイホームを、合板で造った敷地に設置していき、
最後には、参加者全員で作り上げた“watlleタウン”ができ上がるという企画でした。
でき上がった個々のおうちはどれも個性的。
カタチは同じなのにカラーリングやイラストでこんなにも違いがでるものだと
スタッフの方が驚きを隠せない程、感心するばかりでした。
当時を懐かしく振り返り、また開催できたらななんて思ったりもします。
ご自宅では、この様に数多く作って飾ることは中々できないかも知れませんが、
このゴールデンウィーク中に、木の角材をペイントして“おうち”を作ってみるのもいいかもしれませんね。
サトシ
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新たに一人暮らしを始めたり、転居したり、気分転換に模様替えしたり。
住む環境によっては、テイストやイメージが今までと違ったりもします。
慣れ親しんだお気に入りの家具を持ち込んでも、環境に合わないなんてことも発生します。
そんな時でも、ちょっとしたアイディアで雰囲気を変えられることができます。
例えば、ボードやチェストのツマミを付け替えるだけでもイメージがガラッと変わるものです。
いかがでしょうか。木製のナチュラルテイストのものが、シンプル形状な金属製のものに替えてモダンスタイルに。
デザインをカットガラスのような華やかなものに替えて少しエレガントスタイルになりました。
また、季節ごとにツマミを付け替えてみるものおすすめです。
夏には、樹脂やセラミック素材のさわやかなもの。
冬には、木や革素材の温かみのあるものに。
素材やデザインをお好みで選ぶことができます。
お気軽にご相談ください。
付け替える際には、前板の厚さをお知らせください。
ビス(ネジ)のサイズを調整いたします。
サトシ
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watlleオリジナルアイテム[toco toco]
このアイテムはスタッキング可能なマルチスツールで、四角い本体とサイドの斜め脚が絶妙に重なり合います。
高さをスツールのシートハイに合わせ、本体高さ(収納物モジュール考慮)と脚の太さや傾斜角を調整して、
このカタチに固まってきました。
いまにも歩き出しそうなスタイリングから、トコトコというネーミングに。
デザイナー本人は、あまり気にいってなかったですが(笑)
このスツール、座ることはもちろん、ソファの横に置けばサイドテーブルに、
重ねて置けば、シェルフやチェストにとマルチに活躍します。
収納ボックスは、持ち運べて単体でも使用可能。
CDやDVDモジュールに合わせた内寸サイズになっています。
住空間の至る所で重宝されるアテムとして、長年親しまれてきました。
現在もオーダー可能です。詳しくは、お問い合せください。
toco toco →http://www.watlle.jp/products/826.html
サトシ
]]>元々60年程前に松本にお住まいだったお祖母様が地元で購入された引き戸の収納棚。
その後千葉県市川でお母様が使用され、
今度は中央区佃のタワーマンション23階に引っ越しされたお子様が使うことになりました。
<W1500×D450×H1700>
外観はほとんど無傷ですが、永年の経年劣化と二回の引っ越しで家具が歪み、
引き戸が固く動かしにくくなった為、その修理依頼がありました。
家具の歪みを直すため、台輪部分を補強します。
歪みで扉が固くなっても無理に使っていた為に溝が変形していました。
それを直してスムーズに動くように新しく削り加工を施しました。
納品後、お客様にスムーズな動きを確認していただき、喜んでいただけました。
修理者としてもうれしい限りです。
修理の途中よく見たら、この家具は松本民芸家具のかなり初期の物でした。
木工製品は気候風土のあった地産地消が良いと言われています。
当時の松本の職人たちが材料を選んで作った事がうかがわれました。
また、丁番などの金具を使っていなかったのもここまで永く使われていた要因と思われます。
(金具は錆びたり製造中止になるものもあり、修理しづらいこともあります)
この家具が今回の修理から20年、更に40年とご使用いただければ、製造から100年を経過する事となり、
アンティーク(骨董品)な逸品になるかもしれません。
いや、なってほしいものです。
ヒロシ
]]>
watlleの象徴的オリジナルアイテムの一つ[間 / Ma]は、半畳の置き畳を使用した高床のユニットです。
門構えのフレームに畳を乗せ、下には独立した収納ボックスが入れられます。
フローリングに畳スペースを設け、ソファとは違ったくつろぎの空間を作ることが可能です。
腰掛けてお茶したりゲームをしたり、デイベッド代わりにお昼寝に使ったり、
ダイニングテーブルと合わせてベンチにもでき、テーブルとは逆側にも座ることができます。
しかも下の空間は収納としても使用できるのです。
ショップオープン時から展開していたもので、日本の良き素材やアイテムも発信していこうとする
ワトルの考え方に添った商品となりました。
い草の匂いや手触り、寝転がることができる開放感。癒しのスペース造りにいかがでしょうか。
現在は、プロパー商品としての販売は終了しましたが、オーダーとして対応可能です。
間/MA→http://www.watlle.jp/products/1073.html
オーダー事例→http://www.watlle.jp/order/174.html
ぜひお気軽にお問い合せください。
サトシ
]]>
ナチュラル感+機能性。スタンダードでありながら、洗練されたたずまい。
watlleに求められる商品のイメージです。
27×36mmの細い角材で構成されたリビングテーブル[拓]。
中棚を設け、一部に組み継接合を施して強度をだしています。
トップには、8mmのタペガラスを採用。淡い光が棚まで届き、内部を明るく照らしだします。
収納付きのテーブルというだけでなく、さりげなく見せる収納のテーブルになりました。
お気に入りの写真集や画集を飾ったり、
ボックス入りのプリザーブドフラワーや小さな多肉植物を入れてみてもいいかもしれませんね。
そして、我が家ではテレビボードとして使用しています。
少し奥行きが深いですが、トップには、テレビ以外にもコード類を隠すボックスを置いたり、
中棚には、ブルーレイデッキ、ルーター、ゲーム機器等が設置されています。
テーブル下の開いた空間には、自然素材のカゴを入れて、見せない収納としています。
もちろん、オーダーができますのでサイズも自由に設定できますよ。
お気楽にご相談ください。
サトシ
]]>
watlleは自由が丘で雑貨も含めたライフスタイルショップとしてオープンしました。
その時に棚什器として開発されたのがワトルオリジナル[格 / KOU]です。
単純に什器として考えるのであれば、棚照明を付けたり、棚間口のスパンを広くしたり、
ノックダウンにせず作り付けにしたかもしれませんが、お店のレイアウト変更にも対応し、
商品としても提案できるものとしてこのアイテムが開発されました。
パネルに対して天台輪と扉ボックスを組み合わせたユニットオープンシェルフ。
ウォールナットとホワイトオークの2カラー、高さは4段と5段の2タイプがあります。
パーツは連結が可能なので、間口サイズが設定できます。
天然木突板、オイル仕上げ。裏側の仕上げもされていてます。
棚板は可動式。扉ボックスは、天地返して取付ければ、左右勝手が自由に選べます。
ショップの什器として、格子状に区分された区画に小物アイテムを展示。
裏板がないオープン仕様なので、間仕切りとしても重宝しました。
ボックスには、ストックや、化粧箱の収納に利用できました。
大活躍だったユニットシェルフ。今でもオーダー対応可能です。ご興味がある方はご連絡ください。
サトシ
]]>
今回は、テレビボードやローデスク、リビングテーブルにと様々なシーンで活躍する“マルチテーブル”のお話です。
竹素材を使用し強度と美しさを活かしたものに、ワトルらしさを+して考えたのが、機能性を付加することです。
使い勝手を限定せずに、間口サイズを任意に設定でき、コーナーでも使える…
ベースと天板を切り離し、組み合わせて使う…という発想に発展していきました。
浮かせた天板の強度を持たせる為に、竹集成合板31mm厚を天板と脚で、組み継接合しました。
もう片方には、丸脚を取付けています。
ベースのトップは、枠組みをして立ち上がりを設けることにより、天板の脚がずり落ちないように工夫しています。
ベースにはボックスを2つ装備。CDやDVDのサイズに合わせ、取り出して持ち運びが可能なようにしました。
竹という素材をシンプルに製品化し、どんな空間にもマッチするアイテムとなりました。
天板をずらして設置すれば、高低差のあるスペースができ、空間を演出する場を設けることもできます。
サッカーや野球でいえば、複数ポジションを任せられるユーティリティープレイヤー。
今時のアイテムかもしれません。
サトシ
]]>
張地に付いた細かいキズや、購入当初からあった張り具合のダブつきが気になっていたとのことで、
前回の家具改造と共に椅子4脚の張替依頼がありました。
<before>
<after>
実際張替の際にはがした元の張地サイズを測ったら、なぜか本体より1cm強大きく作られていました???。
しっかりと採寸をして、ピッタリサイズに作り直し、きれいに張替えました。
“前よりピッタリに張られていてとても気持ちが良い!” と大好評でした。
他社製品でもこんな細かい調整、改造も出来ます。 安心してお任せください。
ヒロシ
]]>
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
年末には北国での豪雪のニュースもありましたが、
元日には例年通り約100km離れた富士山の雄姿が撮影出来ました。
雲一つない快晴の真っ青な空に、真っ白な富士山は毎年の事ながら何故か勇気付けられます。
今年は新型コロナウィルスの規制が無くなった久々のお正月ですが、
ここに来てコロナで亡くなった方が過去最高を記録したり、
世界の一部ではミサイルが飛んで来て安全が脅かされている地域もあります。
今年こそコロナが収束して、世界中の人々が安心安全な生活を送れることを祈りながら、
ワトルプラスも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年元旦
大和木工株式会社
代表取締役
太田 博
]]>フルオーダーで製作、納品した家具の扉改造修理のご依頼です。
〈間接照明付き飾り棚+大型デスク天板+扉収納〉
<before>
<before>
製作当時は下部扉内に大量の熱が発生する大型パソコンを入れたいとのご要望があり、
扉の鏡板部分をサランネットで張りました。
通気性をよくし、リモコンの赤外線も通す為です。
長年ご使用されていくうちに、写真のようにサランネットが剥がれてきてしまいました。
(キャットタワーがあるということはもしかして?)
そして今回、発熱が少ない機種に変更されたのを契機に、板扉にしてほしいとのご依頼がありました。
<after>
<after>
上の写真の様に本体と同じ材に同じ色で塗装した板をはめ込んで改造しました。
丁番も痛んでいたので新しいものと交換しました。
“これで○○ちゃん(ペットネコ)にも穴を開けられずに済む”と喜んでいらっしゃいました。
(やはり、犯人はキャットタワーの主だった!)
このように、過去に製作したオーダー家具の不具合等、お気軽にご相談ください。
ヒロシ
]]>
20年前にご結婚されてからずっとご使用されている椅子の、背の張替を依頼されました。
背の部分、籐ですね。籐の張替えの出来る所がなかなか見つからなくて困っている方が多いようで、
10月に続きこの様な事例をご紹介します。
<before>
上の写真の様に永年のご使用で背の一部が破れており、これは新しい籐を張り替えるしか方法がありません。
<after>
張り替えたらこんなに綺麗になりました。
本来は白い籐ですが、木部と同じ色に塗装して違和感をなくしています。
背の裏も籐で張られていて、細部にこだわりを感じさせる椅子です。
造りもしっかりしていて、木部は全くグラツキなどありませんでした。
これでまた永くご使用いただけることと思います。
この様な修理の機会をいただけることは、私共も大変嬉しく思います。
ものを大切に永く使うこと、ちょっとしたことかもしれませんが、大事なことですよね。
籐の張替などお困りの事がありましたら、是非ご相談ください。
ヒロシ
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この時期、ワトルプラスではクリスマスに関するワークショップを開催するのが恒例でした。
クリスマスツリーは、何タイプかを製作したのですが、その中の一つを今回改めてご紹介します。
ベースに支柱を立て、穴の開いた長さの違う平板を差し込んでいくという手法のクリスマスツリー。
天然木の端材を使用して、オイルで着色しています。
一見、既視感がありますが、一番の特徴はスペーサーを平板の間に挟んでいる所。
見た目のボリューム感をだし、平板にオーナメントを乗せる場合も平板とのスペースに余裕が生まれるのです。
また、クリアも含め5色から自由に着色ができ、オリジナルのクリスマスツリーを作ることが可能です。
(上図は、着色例です。)
街路樹に飾られたピカピカの電飾に心がときめきますが、
こんな落ち着きのあるウッディーなクリスマスツリーもいいものです。
ワークショップの開催はありませんが、ホームセンター等で材料を揃えて、
自作のクリスマスツリーなんていかがでしょうか。ご参考までに。
サトシ
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watlleオリジナルアイテムの中でも異色な存在でもあるキッチンボード[ベース / BASE]
ステンレスフレームを使用した少しハードでクールな印象を持つ存在です。
ミニマムで機能に徹した業務用キッチンアイテムの流し台や冷蔵庫といったイメージに触発され、
かつ、ステンレスの持つ特性も活かしながら開発を進めました。
また、そのフレーム構造にウォールナットのボックスアイテムを組み合わせ、ワトルらしい特徴も持たせました。
鉄にクロムやニッケルが含まれているオーステナイト系(300系)ステンレス鋼は、
耐食性にすぐれ(錆に強く)、強度もあり、耐熱性もあります。
細いサイズでも強度を維持できるフレーム構造や、
ムービングチェストのトップにもステンレスを採用しています。
カウンター下のムービングアイテムは、トローリーワゴンとチェスト。
そのチェストは熱い鍋でも置ける作業台としてもご使用いただけます。
付属のラックは、フレームのサイドやオープンスペースのバックの桟に掛けられ、
スパイスボトルや、キャニスター等の収納に一役買います。
このように、異素材との組合せアイテムも製作可能です。こちらまでご相談ください。→CONTACT
サトシ
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写真のように背の籐張りが破れたり切れたりしていて、修理ができるところを色々と探していたそうです。
籐の張替職人は高齢化などで減少しており、このような張替は年々難しくなっているのが現状です。
肘付き2脚、肘無し4脚の計6脚。
<四ツ目シート張り> かなり破れています。
修理後はこのように大変綺麗に張り上がりました。ですが、以前と違うような…
<五分籠目シート張り>
修理前は四ツ目張りでしたが、今回は五分籠目張りを採用しました。
四ツ目は縦横だけのラインですっきりしてスマートなのですが、少しやわなイメージです。
五分籠目は籐の使用量が多く、斜めにも籐が入り堅牢になります。
お客様とのご相談の上、こちらに変更しました。
また、籐は塗装すると塗料で硬くなり切れやすくなるので、あえて塗装はせずに生地のままで仕上げました。
最初のうちはコントラストが気になりますが、使用していくうちに経年変化で少しずつ茶色になっていきます。
だんだんと馴染んでいく過程もまた楽しめて、愛着もわくものだと思います。
家具屋の経験値から、色々とご提案させていただきました。
当社はこのような事もお受けできますので、ご相談ください。
ヒロシ
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カバーリング式ソファの修理依頼です。
サイズは<左側:片アームソファ / W1600×D960×H700>
<右側:カウチソファ / W900×D1800×H700>
カバーリングを外して調べたところ、座の一部、ウレタンクッション材が経年変化で弱くなり、経たっていました。
この箇所はお気に入りの定位置だそうで、同じ場所に座り続けた結果、形が崩れてしまったようです。
修理依頼の時に “座面を硬くして深い沈みこみをなくし、楽に立ち上がれるようにして欲しい!” とのご要望があり、
肘のパーツを外し、座面のクッション材を全面的に入れ替える大規模な修理となりました。
右側のカウチソファはそれほどクッションが経たっていませんでしたが、硬さをそろえる為に、
左側の片アームソファと同じように座面を全面的に入れ替えました。
このように修理した上でカバーをかけると、ほとんど元通りです。ちなみにこのカバーは15年前のそのもの。
何回かクリーニングに出しているようですが、綺麗にご使用されているのがうかがえます。
ご覧の様に大規模な修理が比較的楽にできてメンテナンスもし易いのは、カバーリング式の最大のメリットです。
家具をこのように永くお使いいただけること。大事にしてもらえていること。
私共としても、大変嬉しく思います。
ヒロシ
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現物を拝見したところ塗装以外は全く問題がなく、お客様が丁寧に使用されていた事がうかがえます。
ナラ材無垢の巾剥ぎで5cmの厚さ!とてもとても重くて二人係でようやく車に乗せる事が出来ました。
古い塗装の上にそのまま新しい塗装が出来ないので、まずは古い塗膜を全て落とします。
その後、新品の製作時と同じ工程で下塗りを含めて、塗っては乾かしてペーパー掛けを5回繰り返しました。
お客様にでき上がったものをお届けしたら、その仕上がり具合にビックリされて、
『修理したとは思えないぐらい、全くの新品だ!!』と大変喜んでいただけました。
それもそのはずです。新品を作る時と同じ工程の作業をしましたから。
セットの椅子は25年経つと木材も乾燥して接合部のグラツキも発生していました。
表から見えない箇所にネジで補強し、ネジ頭を木材と同じ色のパテで埋め、見えないようにしました。
これでこのダイニングセットもまた25年は使用できます。
このように良い材料を使ってしっかり作っている家具は、手を掛ければまた新品同様に長く使えます。
こうなると家具ももうご家族の一員で、長年の思い出と共にまた一緒に過ごせますね。
家具屋としてもとても嬉しい限りです。
ヒロシ
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watlleショップ初期から存在するオリジナルソファ[寛 / KAN]
包み込まれるようにゆったりと寛げて、お昼寝もできちゃうソファとしてデザインしました。
なのでその名も“寛”
背と座にはフェザーを使用し、ふわっとした座り心地を実現。
アームを低く設定しているので窮屈に感じず、そのアームはお昼寝の枕代わりにもなります。
見た目も野暮ったくならないよう、フレーム構造はスリムに。
高さ14cmの木製脚で本体を浮かせ、お掃除ロボットも楽々通過できます。
また、カバーリング対応で、季節やお好みで着せ替えもできるようにしました。
そんないいところ満載なソファとして誕生したのです。
しかし、ずっと抱いていた“ワトルらしいものとは”という概念から、
木質感の無い“寛”がふさわしいものかどうか疑問が生まれ、
木フレームのソファ開発へと発展していったのです。
そして生まれたのが、[想 / SOU]
人の好みも様々で、“らしさ”など愚問なのかもしれませんが、
このように比較対照なものがあるからこそ、“選ぶ”ことができたのだと…今は感じております。
寛と想、皆様の元へとお届けしてきたワトルのソファ代表なのです。
サトシ
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営業時の店舗内オープン事務スペースは、滞在スタッフが作業するテーブルや
カタログシェルフ、収納キャビネット等で構成していました。
もちろんそれらのアイテムも商材として扱っていましたので、使い勝手のプレゼンにもなっていました。
当初は、違うテーブルを使用していましたが、パソコンのコード処理や、収納スペース等の問題があり、
機能的なデスクテーブルの開発が急務の課題となったのです。
そこで開発されたのが、デスクを兼ねたマルチテーブル[伝 / DEN]。
パソコンを扱うためのコード穴やサンプルや資料が置ける中棚板を装備。
ベンチに座っていても出入りが楽な脚形状…と、機能的要素が詰まったアイテムが完成したのです。
この商品、このお店専用ということではなく、ご家庭でも機能を発揮します。
リモートワークが増えた中、作業スペースの一角として利用することも。
ホットプレートを囲んでホームパーティーや、朝のスムージー作りに。
ティッシュや新聞等が中棚に置けたりもします。
このように、色々な要望にお応えできるのが、オーダー家具のいいところ。
是非、些細なことでもご相談ください。
[伝 / DEN]の詳しい情報はこちらから http://www.watlle.jp/products/998.html
サトシ
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ワトルオリジナル[祥]は、在庫をある程度持つ卸可能な商材として開発されました。
岡山の竹素材を使用した家具メーカーに製作依頼をして、2006年に発売されたシリーズです。
細かく裂いた竹を集成材にし、それをメインの材料としています。
竹は伐採しても成長が早いので環境破壊を軽減することができるeco素材であること。
物差しに使われているくらい丈夫でくるいが無いこと。
集成材の板の目がキレイで魅力的であること…。
等がワトルのコンセプトにも相まって、シンプルで機能的なアイテムが誕生したのです。
シリーズ内の“ブックシェルフ”“CDシェルフ”は、
書籍やCD・DVD等のサイズに合わせたモジュールを意識した設計で、大小2サイズで構成。
斜めの板が上に向かって交互に延びていくという独特な形状をしていて、ワトルの象徴的な商品となりました。
その棚板が斜めになっている理由の一つに、薄い雑誌を斜めに収納できることが挙げられます。
最初から斜めにして棚にもたれさせれば、雑誌が倒れることも無くスマートに収納ができるからです。
雑誌に掲載されたり、テレビドラマのシーンに使われていたりと、当時は露出も多かったように記憶しています。
現在では在庫切れとなり販売はしていませんが、機能的な商材でしたので取り上げてみました。
オーダーでの対応は可能ですので、材やサイズ、形状等、お気軽にお問い合わせください。
サトシ
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[Kumu]は、天然木無垢材を贅沢に使用したアクセントキャビネットです。
様々な樹種の木片をパッチワークのようにつなぎ合わせて前板を形成しました。
天然木のオイル仕上げということで、反りや伸縮性等が気になるところ…
そこであえて厚さの違う木片を隣同士にして凹凸感を出し、
縦横の木目を交互にして組合わせ、反りや伸縮をおさえるようにしました。
プッシュラッチ式の扉と、あご引きの引出しで引手レスに。
一見大きな1枚の集成材のように見えますね。
どうしたら開くのだろう?所有者しか分からない秘密の書庫のようです。
側板を脚代わりに少し本体を浮かせた構成により、ボリュームのある前板のイメージを軽減させました。
ある購入者の方は、下の空いたスペースをお掃除ロボットの充電基地として、
ロボの住居として見立てていました。
お客様からの様々な発想を教えていただく大変いい機会になったことを覚えています。
そんなアイディアも今後の開発のヒントとして活かしていきたいと思います。
[Kumu]の詳しい情報はこちらから…http://www.watlle.jp/products/1917.html
watlle+は家具のオーダーを承っております。
今回ご紹介した[Kumu]のイメージでサイズ対応や、仕様、機能変更等も可能です。
お気軽にお問い合せください。
サトシ
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<テーブル天板サイズは1100Φ、細かい傷、へこみ、塗装の劣化が進んでいました>
<椅子4脚 張地、クッションの経たり、木部塗装劣化がありました>
50年ほど前にご依頼主のお母様がデパートで買われたテーブルと椅子。
以前に修理専門業者に修理してもらったそうですが、20年も経つとまた痛んできます。
テーブルは細かい傷、へこみ、塗装劣化があり、椅子も張地、クッションが経たり、木部に塗装劣化がありました。
一時は買い替えも考えたそうですが、お母さんとの思い出がある大事な家具、
弊社に修理ができるかとのご相談がありました。
テーブル天板は一度元の塗装を落として、下塗りから仕上げまで塗装を4回ほど手をかけると
へこみなども綺麗に直り、ご覧の様にほぼ新品状態になりました。
椅子座面の張地はイメージを一新して、ブルー系2色に。
他の家具の色目と合わせてお客様に選んでいただきました。
角型の椅子2脚は以前踏み台代わりに使用されていたとのことで、座板が割れかかっていました。
そのため座を入れ替え、今後は割れ難くなるように補強材も入れました。
角型2脚のみ木部の塗装修理もしたのできれいによみがえりました。
このように昔の家具でもほぼ新品状態に出来ますので、
高価な家具、思い出の詰まった家具などは修理すればかなり長く使えます。
最近では家具を修理してくれるところも年々少なくなって来ています。
お困りの時は是非一度ご連絡ください。
ヒロシ
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脚が床にぴったりと付かず、座っていてひざ裏があたり痛くなったり、
背中のあたりが悪く、感触が良くないとか…
長時間座っていてオシリが疲れたりしたことはないですか。
長年使用した椅子の後脚がぐらぐらになったり、
掃除の時の取り回しが、椅子が重くて大変だったり…
そんな、デメリット要素をなるべく排除しながら考えるのですから大変です。
それで尚、オリジナリティのあるものを考えたくてはならないのですから。
watlleオリジナルの椅子開発時も何点かを提案し、
図面と3Dレンダリングで打合せ検討を重ね、試作と進んでいきました。
そこで生まれたのが、以前にも紹介した[真 / Shin]なのですが、
これ以外にもサンプルまで進んだアイテムがありました。
丸脚形状で座にボリュームを持った、[穏 / On]という商品。
少しシャープさをだせなかったからか、3Dイメージと印象が変わってしまったのと、
価格的に競争力のあるものにできなかったということもありました。
サンプルで終わってしまったこの1点。セール時にどなたかの手に取っていただけました。
大事にされていたらいいのですが…
オーダー家具店舗でのオリジナル開発というものは色々と難しいものだと、痛感したエピソードでした。
サトシ
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ベーシックなセミオーダータイプのセレクトアイテム[Leaves]との差別化もあり、
“引出し収納”の機能を付加したものを開発テーマに上げました。
長手に脚形状、天板をその脚で挟み込む様な構造デザインにしました。
両サイドに引出し機能を施し、一見そこが引出しに見えないように天板と一体化。
脚と天板で樹種違いの材を用いバイカラーにしてあります。
無垢はぎの天板は、板の幅方向に伸縮するので、引出しとの兼ね合いが唯一の課題点。
ウレタン塗装にする?突き板仕上げにする?等の選択肢もありましたが、
展示サンプルは、無垢のオイル塗装にしました。
外にギリギリ配置する脚形状ですので、座るスペースの有効内寸も余裕のサイズ感です。
もちろんオーダー商材ですので、サイズ、樹種、塗装、無垢か突き板かも選べます。
お気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちらから→http://www.watlle.jp/products/965.html
サトシ
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watlle+では長年、作家さんものやオリジナルの小物アイテムも販売してきました。
その雑貨アイテムを展示する什器的なオープンシェルフなのですが、
以前ブログでもご紹介した[積 seki]がその役割を担っていました。
しかし、[積 seki]の商品在庫が切れたタイミングで展示ができるアイテムがなくなり、
必然的に新しい商品の開発が余儀なくされました。
“ショップのイメージに合わせた、木質感のあるシンプルで機能的なもの。”
”それでいてアイキャッチにもなるオリジナリティー。”
”展示商品が際立ってより良く魅せられるもの。”
等々、開発に必要な条件を考慮してデザイン作業が進み、そしてでき上がったのが[Trim トリム]なのです。
いわゆる什器にならない様什器照明等使わずに、外光を取り込めるオープンで余裕のある棚使い。
フロントとバックで形の違うアンシンメトリーなフレームワークをアクセントとし、
フレームと棚とでできる四角い空間を一区画とし、商品を展示できるようにしました。
オープンシェルフのアイテムとしてお部屋のアクセントにもなり、空間の間仕切りとしても利用できます。
詳しくはこちらから http://www.watlle.jp/products/2473.html
サトシ
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watlleオリジナルアイテム、テレビボード[RAY レイ]のちょっとしたこだわりをご紹介したいと思います。
それは、扉に秘密が隠されているところです。
こだわりその?
センターの扉は中の収納物が見えないように板扉にしているのですが、何と鏡板はガラスに突き板を貼ったものです。
中に収まっている機材も隠せるし、薄い突き板であれば赤外線を通し、リモコン操作が可能になるのです。
また最近では、リモコン中継機を使用した事例もあり、特殊で高価な突板ガラスを使わず、板扉のまま使用できます。
2cm角くらいの小さな受光部が表に出ますが、デッキ等と配線すれば簡単に問題を解決できます。
こだわりその?
左右の扉にはスピーカーに使用されているサランネットを採用しました。
ボード内にスピーカーが設置でき、テレビ内蔵のスピーカーではものたりないという人にもお勧めです。
スピーカーが露出せずスッキリしますし、通気性もある素材なので背板の空気孔を通し排熱も考えられます。
さらに、スピーカーの振動が家具に伝わって箱鳴りをしないよう、下に厚めのウレタンチップを敷いてあります。
このように工夫を凝らしたテレビボードで、できるだけスッキリと整理された居心地のいい空間にしたいものです。
ワトルプラスでは、このTVボードをベースにして、様々なお客様のご要望にもお応えできます。
お手持ちの機器をどう収めるか、見せるのか見せないのか、ごちゃつく配線処理をどうしたらいいか等、
お気軽にご相談ください。
サトシ
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15年ほど前に他社のオーダー家具工場で製作した会議用のテーブルです。
事業拡大に伴う事務所移転を機に、このテーブルを補修して気分も一新しようと思っていたそうです。
ところが、製造元が廃業して困っていたところ、ネットで探してようやく当社に辿り着いた様です。
<修理前>
サイズ:W2400×D1100×H720(天板厚 50mm)
ところどころ細かい傷有り。PC仕様に対応されていない。
このテーブル、脚部も含めて5分割に分解できる仕組み。
大型で重たいですが、搬出、搬入はエレベーターに入り大変助かりました。
<修理後>
天板の傷補修、再塗装。天板の二か所に100V2口コンセント新規設置。
海外との取引でTV会議が多いので このサイズのテーブルは必須だそうです。
天板に付けたコンセントはスライドフタが付いた物にしました。
使用しない時はフタを閉じて、ホコリやゴミが入りにくくします。
これで漏電の危険もなく安心してご使用いただけます。
会議テーブルがきれいになり、社員の皆様も心機一転できていればと願うばかりです。
そして今後の益々の発展をお祈り申しあげます。
このように他社製品でも修理、改造などもお受けできますので、お気軽にご相談ください。
ヒロシ
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watlleのオリジナルとして開発されたダイニングチェアの[Shin]
ショップコンセプトのワトルの“わ”輪・和・環…
“人のつながりや受け継ぐもの”
“環境に優しく永く愛されるもの”
“生活や環境に馴染み、使いやすいもの”
などを考慮してデザインしました。
シンプルでコンパクト、どんな生活シーンでも合い、ハンドリングがよく扱いやすい。
直線的でいて、でも野暮ったくもない、そんな“和” のイメージも取り入れました。
当初背板は1枚で、大きな面積を占めていましたが、細くして2枚にし、
座面も浮かせた感じにしてRを大きく取り、軽快さを出しました。
張り地が浮かないようにセンターで引っ張るように引き込みラインを付け、デザインのポイントにもなりました。
ショップイメージの樹種“ウォールナット”で製作し、凛とした面持ちの商品が誕生しました。
そして、長きにわたりワトルオリジナルチェアとして販売されました。
サトシ
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東京では今まさに桜の花が満開となり見頃を迎えています。
この週末は花冷えで気温が低く、花見の散歩には少し着込んだ方が良さそうですね。
この時期注目を集めるソメイヨシノですが、家具の材料にはならず、桜材といえばヤマザクラ。
海外産はブラックチェリーという濃い色のサクランボがなる木です。
少し赤味のかかった色目で、木目も柔らかい印象です。
木目のクセがなく色も中間色なので、様々な生活のシーンに合わせやすい樹種です。
watlle+と言えば、ウォールナット材を使用した家具の印象が強いかも知れませんが、
色々な材を選んでいただけるのがオーダー家具の特徴でもあります。
是非この季節に桜材の家具をご検討してみてはいかがでしょうか。
サトシ
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新社会人や転勤で引っ越しされる方も多くいらっしゃることでしょう。
今までの生活スタイルから一変して、新しい環境での暮らしがスタートします。
手持ちの家財道具だけでは賄えない、なんてことも生じますね。
例えば、その空間に合わせてカスタマイズできるテーブル1台あればとても便利です。
食事をするにも、作業や仕事をする時にも必要になってきます。
サイズや木の種類、脚の形状まで選べるセミオーダーのダイニングテーブル[LEAVES]は、
お部屋の環境や、家族構成、生活スタイルなど、様々な状況に対応してくれます。
サイズオーダー納品例
W2000×D900×H720 アルダー無垢材 オイル塗装 脚-typeA
サイズオーダー納品例
W1800×D900×H720 ウォールナット無垢材 ウレタン塗装 脚-typeB
“リモートワークも増え、多目的に使いたいから少し大きめのテーブルがほしい。”
“一人暮らしなのでコンパクトに、コーヒーテーブルとかこたつもいいわね。”
(LEAVESシリーズには、リビングテーブルタイプやこたつタイプもあります。)
そんな要望にも応えてあげられます。詳しくはお問い合わせください。
サトシ
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ワトルプラス瀬田店の閉店から一年が経ちました。
一年なんて早いもので、いまだに瀬田の交差点から少し入った路地の風景や、
馴染みのお客様の顔をよく思い出します。
ふとグーグルマップのストリートビューを見てみると、まだ閉店直後の画像がそのまま残っていて、
名残惜しい気持ちがあふれてきます。
そんなワトルプラス事業部ですが、江戸川区の本社事務所で変わらず営業しており、
当時のお客様からもご連絡をいただいたりしています。
コロナ禍での影響、SDGsの風潮もあるのか、家具修理の依頼を多く受けます。
家の中で過ごす時間と、インテリアに掛ける予算が増えたこと。
思い入れの詰まった家具を大事に永く使いたいという想いが相まって、椅子の張替えなどが多くなってきています。
家具を修理したいけど、どこに頼んだらいいか分からなかった…
違うメーカーのものでも対応してもらえるだろうか…
依頼された方からそんな声を多く聞きます。
ワトルプラスでは、お客様のご要望に応えられるように細かく対応してきました。
これからもどうぞお気軽にご相談くださいますよう、宜しくお願いいたします。
ヒロシ
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[想]は、ワトルオリジナルソファの2代目タイプ。
初代張りぐるみタイプのソファと比べ、木フレームであることが最大の特徴です。
オイル仕上げの木質感を大切に提案しているワトルとしては、切望していたタイプとなりました。
木フレームはシンプルかつボリューミーにならないように部材サイズに気を配り、
アームは触った時の手の収まりがよく、本などがちょんと載せられるサイズになっています。
水平ですので、コーヒーカップも載せられますが、本に夢中になってアームの位置を勘違いしたり、
不意にカップに触れたりして落とさないようにしてください。(笑)
背の縦格子もリズミカルに配置し、部屋の間仕切りに使用しても背後からの景観を損ねません。
また、腰痛もちのオーナーやスタッフの要望も取り入れ、座と背のクッションを少し堅めに設定し、
長時間座っていても腰が疲れにくいようにしました。
(もちろんオーダー対応もしていますので、クッションの硬さも調整できます。)
クッションはカバーリング方式。替えカバーを用意すれば、季節によってイメージを変えることもできますし、
ウォッシャブル素材のものを選択すれば、ドライクリーニング等、メンテナンスも可能です。
セミオーダー対応の想ソファ、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
サトシ
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店内は、自由が丘の時と比べやや狭いスペース。事務機能も売り場にオープン配置することにしました。
バックヤードとの境の仕切やレジ台、サンプルやカタログ、書類、事務用品などの収納も
新たな商品を製作し売り場に面しながらそれ自体も販売していくことにしました。
そこで誕生したオリジナル商品の中から、今回はパーティションも兼ねたブックシェルフ[連]を紹介します。
[連]は、流しのあるバックヤードスペースとオープンワークスペースを隔て、
商品パンフレットやカタログ、金具部品カタログや素材見本帳、
突き板やメラミンなどの素材手板サンプルの収納庫として機能するように設計デザインされています。
薄いカタログや板見本を収納するため、開口部を狭く仕切りを多くとりました。
仕切板を斜めに配置することで、奥行きを浅くでき、収納された物も見やすくなりました。
空間的にも存在感のある造作物として、watlle+店内を特徴付ける商品となりました。
現在はセミオーダー対応のみとなっています。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
http://www.watlle.jp/products/1605.html
サトシ
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当時は、自然素材を活かしたオリジナル家具とセレクトアイテムを販売。
商品兼用で雑貨の什器としても活用できるアイテムとしてワトルオリジナルの[積]を開発しました。
店内の商品やレイアウトの移り変わりを考慮し、組合せで間口や高さが変化する物として、
ボックスユニットタイプが採用されました。
天板と地板の中央部、間口方向にスリットが開けられ、
アイテムの上下方向の金具固定にそのスリットを利用しました。
間口に広く開けたスリットにより、ボックスを任意にずらして固定することが可能になり、
立体的な構造物として空間に変化を作り出しました。
初期アイテムは、オープンタイプと扉タイプ、引出しタイプの3型、ホワイトオーク、ウォールナットの2柄です。
扉タイプ、引出しタイプは、雑貨のストック収納として活用しました。
数年後、卸商材としてオープンタイプのみロット生産を開始。watlleの象徴的な商品として雑誌にも掲載されました。
A4ボックスファイルが入り、バックの横桟が転び止めの役割も果たしています。
交互にずらして立体的に組んだり、コーナーにも組むことができます。
現在はオーダー対応のみとなっていて、サイズや仕様の変更も承っております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合せください。
サトシ
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本年も、よろしくお願いいたします。
<初日の出 元旦6時55分>
12年間お世話になった世田谷区瀬田の店舗は、昨年3月にテナント契約満了のため閉店いたしましたが、
本社の大和木工(株)ワトルプラス事業部にて引き続き営業しております。
オーダー家具、家具のメンテナンスなどのご用命がありましたら、是非ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
連絡先 大和木工(株)ワトルプラス事業部
TEL 03−3681−5321
ホームページは以前のまま『ワトルプラス』でご検索ください。
<元旦8時15分 200mm望遠>
今年も例年の様に富士山の写真を撮りましたが、雲一つない快晴で全身雪をかぶった見事な富士山が見られました。
一時は収束するかと思われた新型コロナウィルスもここに来てオミクロン株なる変異株が出て来て、
ジワジワ感染者が増えてきているようです。
今年こそはと、皆様のご健康とコロナが早く収束して以前の生活に戻れることを切にお祈りいたします。
大和木工株式会社 代表取締役 太田博
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まだ普通には戻れずに外出をなるべく控えて、巣ごもり生活が続いている方が多いのではないでしょうか。
家での生活が長くなると気になるのか、椅子の張替依頼も多いようです。
今回はアルフレックスのチェアLUCA、6脚の張替依頼です。
16年前に購入されたとのことで座面の布張りがボロボロの状態でした。
工場で座面内部を開けてみたところ、ウレタン材も経年変化でクッション性がほとんどなくなっていたので、
新たに硬さ違いのウレタンを3層に重ね張りして、以前よりクッション性を良くしました。
表面はお客様のご希望で掃除が楽な合成皮革で、色も今までと違和感のない同系色にしました。
座面の角がほぼ直角に近い為、張りシワをなくすのに少し手間はかかりましたが、
座面が薄い割には綺麗に仕上がり、クッション性もよくなりました。
本体は16年使用したにも関わらずグラつきなど全く問題はなかったので、これでまた永くご使用いただけます。
当社ではこのように他社製品でも積極的に修理・メンテナンスをいたしますので、
お困りのときには是非ご相談ください。
ヒロシ
]]>当時お子さまが小さかったこともあり傷等が付きやすく、経年変化で今ではかなりくたびれた状態になっていました。
15年経った今そのお子さまも大きくなり、このタイミングでの張替を思い立ったようです。
一時は椅子だけでも買い替えようと考えたそうですが、テーブルと椅子の色とデザインが違ってしまうので、
どうしようかと考えていたところ、当社で張替が出来ることを知ったそうです。
張地は以前と同じような色の合成皮革を選択し、クッション材も交換してふっくらと仕上げました。
特に椅子はクッション内部にゴムベルトを張る方式なので座った時の底付き感がなく、
見た目より意外とクッション性があります。
こうしてまた15年前のようにテーブルにセットして使えるようになりました。
ダイニングセットの場合、よく動かす椅子の方がテーブルよりも早くに傷んできます。
このように“処分するのではなく椅子だけでも修理して永く使っていく”ことを推奨しています。
同じような事例がありましたらお気軽にご相談ください。
ヒロシ
]]>デスクチェアとして姿勢を崩さずに保ちながら勉強や作業ができると評判でした。
座るのに少しコツがいるのと、サイズがやや大きくデスクとのバランスが悪いこともあったと思います。
なので最近では家具専門店の店頭に並ぶこともあまりなく、この椅子を拝見した時は懐かしく感じました。
今回ご依頼のお客様はかなり大事に使われていたようで、座面の布と内部のクッション材以外は全く問題なく、
この部分だけ修理すれば今後も永く使えるようになります。
今回の修理では張地に合成皮革を使用し、硬く絞った雑巾などで簡単にメンテナンスが出来るようにしました。
また、内部のクッション材も全て取り替えて、膝とお尻のクッション性もよくしました。
本体は成型合板の一体構造。今回は何も手を加えてはいませんが、とても丈夫でこれからも永くご使用できます。
コロナ禍で働き方も一変し、ご自宅で長時間のデスク作業を余儀なくされる方も多くなったのではないでしょうか。
身体の異変に気づく前に、姿勢に注意しながらも、椅子自体の在り方を考えてもいいのかもしれません。
物置、押し入れなどを探して眠っている椅子があったらご連絡ください。
直せばまだまだ使える宝物かもしれませんから。
ヒロシ
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